真室川町副読本
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な完取すご巣しゅすいこう整ったせきじょうりゅうかんせいにんそくきろくかさすごとちゅうのこしゅすいこうこんすご◆人足の数(1638〜1663)・合計  6,110人・半助  2,068人・半十郎  2,180人・源太郎  1,162人・そのほか 700人首鍋中村の取水口にんそくさすなべ差子ぜきのおかげで,田の水がかれる心配もなくなり,人々も大いに喜びましたが,その後さらに長い年月がたつにつれ,大雨やこう水などが重水口から水を引くことができなくなってしまいました。そこで,もっと上そこからせきをほって巣けれども,3人は途とはしませんでした。苦しみや困んにあえばあうほど,どうしてもやりとげなければならないという気持ちを強めていきました。成するまでの25年間に3人が出した人立てている人たち)の数は,5,410人と記録に残このようにして,3人が力を合わせてほりあげたせきは,「巣とよばれ,その後長く人々に語りつがれることになったのです。なって川の流れがかわり,山屋の流の中村というところに取子ぜきにつなぐことにしました。足(力仕事をしてくらしをっています。中でやめよう子ぜき」水口をつくり,

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